Sparkling Logic SMARTS

Sparkling Logic SMARTSの概要


Sparkling Logic SMARTS(以下SMARTS)は、ビジネスの現場における意思決定の方法を徹底的に調査/研究の結果として誕生した次世代のデシジョン管理プラットフォームです。SMARTSは、①ビジネスユーザーに親しみ易いルール編集機能(RedPen)、②ビジネスアナリティクスからのルール導出機能(BluePen)、③デシジョン結果のシミュレーションとインパクト分析を行うダッシュボード、④多彩なルール表現、⑤リモート環境における協働ルール編集を可能とするソーシャル機能、⑥クラウドまたはオンプレミス環境での実行プラットフォームの提供、といった特徴を備えています。詳細は、下記の資料をダウンロードしてご覧ください。

SMARTS製品概要①
Sparkling Logic SMARTS製品概要①.pdf
PDFファイル 610.3 KB
SMARTS製品概要②
Sparkling Logic SMARTS製品概要②.pdf
PDFファイル 824.4 KB
Droolsアダプター
SMARTS+Adapter+for+Drools+.pdf
PDFファイル 807.8 KB

トライアルサービス
201404_ブレイズ・トライアルサービスの案内.pdf
PDFファイル 317.7 KB

※Sparkling Logic SMARTSは、米国Sparkling Logic社の登録商標です。

Sparkling Logic SMARTSの理解


1. SMARTSは、他のビジネスルール管理システム(Business Rules Management System:BRMS)と何が違うのか?コンセプトレベルおよび機能レベルでの違いは? 

(コンセプトレベル)

従来のBRMSは、業務ロジックとしての煩雑なビジネスルールをいかにIT化するかに焦点を置いている。一方、SMARTSは、それに加え、データ活用による体系的アプローチ(インパクト分析、シミュレーション、大量データからの予測分析ルール導出と設定)で業務の最適な意思決定を可能とすることにより、継続的な改善と高度化を行いビジネスとITシステムの融合をワンプラットフォーム上で実現できる「次世代デシジョン管理システム(Business Decision Management System)」として位置付けられている。

(機能レベル)                                            

RedPen機能:                                           

これまでの意思決定で使用した業務用データやログデータの活用で、意思決定ロジックの改善・検証・テストまでの一連の操作をノンプログラミングで実現できる機能。改善する対象領域のデータ検索、当該データを実行しているビジネスルールの検索と更新が日常の赤ペンで修正するような感覚で行えるSMARTS独自の機能。            

ダッシュボード機能:

意思決定ロジックの変更/試行によるインパクト分析機能を備えている。改善する意思決定ロジック、対象 データ領域の変更による結果を確認しながら、最適な意思決定や潜在的なルールの抽出を可能とする。

BluePen機能:

履歴データや外部の大量データの分析から予測分析モデルルール(ある特定のパターン)を導出するための 機能。既知のルールと新たなルールの組み合わせで、最適で、競争優位なサービスを実現できる。  

ディスカッション機能:

意思決定の業務に従事している専門家、上長、チームとの協調コミュニケーション機能が組み込まれている。 

 

2. SMARTSは、どのような業務領域に適するのか? 

業務オペレーション上において重要な意思決定(条件、アクション、データによる)を多く含む領域全てである。 業界共通の適用領域としては、プロダクトやサービスにおける「パーソナライズされた自動構成・推奨」、「適格性の自動判定・査定」、「プロファイル情報に基づく検証/サービスの自動生成」、「多様かつ複雑な価格適用」、「最適なオペレーションガイド」、「リスク管理としての情報漏えい検知」、「不正取引の検知」などが挙げられる。


業界別でいえば、「保険業界の引受けや請求支払い」、「リテール金融業界の諸手続きのガイド」、「初期/途上与信」、「通信業界のサービスプランやフルフィルメント」、「ヘルスケア業界における患者の健康リスク・アセスメントや処方」、「地方自治体における各種給付金や手続きの適格性判定」などが挙げられる。

・最近のデジタル化がもたらすビジネスとして、「オペレーションの高度な自動化(農産物の状態変化のリアルタイム管理、気象情報による貨物の集荷管理等)」、「モノのサービス化(建設・サービス機械・機器の状態をリモート確認、故障・交換の事前検知等)」、「コトの可視化(貨物の移動状況のリアルタイム管理のサービス等)」のようにデータ把握による最適なアクションによる高品位で大量なデシジョン・サービスの実現に適用される。

 

例えば、ダイナミックプライシング適用について

■ビジネス・ベネフィット:

・迅速かつ低コストで現在適用中の価格変更の実現

・簡易シミュレーション機能による高速・高頻度の価格変更インパクト検証

・これまでの経験による最適な価格適用方針の統制(チャンピオン/チャレンジャー適用)

・価格適用ポリシーのより細かな階層管理(全国適用、地域制の適用等)

・管理全般、テスト、シミュレーション変更統制の改善


■ダイナミックプライシング適用の事例:

・ホテルの総合サービス:需給による部屋のコストとサービスパッケージのダイナミックな調整

・時間、混み具合、販売目標によるオンライン販売の価格調整

・気候、開催日時、これまでの勝敗、相手/チームによるスポーツチケットの価格

・宣伝広告とパッケージのダイナミックな価格適用(チャネル、時間、契約内容等)

 

3. SMARTSは、どのようなビジネスオペレーション上の悩みを解決するのか?

バリュー・イノベーション(コストの削減と同時に顧客に対する価値の向上)をめざす企業における、以下に挙げるような課題の解決に効果を発揮する。

・日々大量に発生する事務処理のコントロール(効率よく捌きたい)

・暗黙知、俗人化されたノウハウの可視化、標準化(バラつきを排除したい)

・多様な分析アプローチを用いての、KPIに基づいた業務品質の改善・向上(継続して戦略的な改善をおこないたい、業界のトレンドに遅滞なく追随したい)

 

4. SMARTSを使って一番ベネフィットを受ける人は誰か?

業務オペレーション上の意思決定ロジックを管理するオーナー部門、それに基づいて実際に意思決定をする部門である。同時に、顧客をはじめとする外部の利害関係者に対するサービス向上にも繋がることがある。

 

5. 日本ではBRMSは超高速開発ツールとして捉えられているが、SMARTSの生産性とめざす方向は?

新規構築に関する生産性に関しては、従来のBRMSと同程度であるが、洗練されたユーザー・インターフェースを備えていることでより幅広いユーザーが使用できるようになっている。また運用フェーズに関しては、意思決定ロジックを管理しているビジネスユーザーがルール部分の新規・更新編集することにより、新商品の市場投入リードタイムが大幅に削減されたり(一例としては10分の1)、ビジネスルールロジックの保守作業が50%削減されたり、といった産性向上が期待される。従来のBRMSは超高速開発の実現手段のひとつとして、上記のような生産性向上の効果に着目されてきた。一方でSMARTSは、データや、それによって明確になるKPIの活用によって如何にビジネスを成功させるか、そのための適切な意思決定を支援する、という側面が強く、ビジネスとITシステムのより強力な融合をめざすソリューションであるといえる。