迅速な保険アンダーライティング判断だけではない

Carole Anne

保険会社がデシジョン管理テクノロジーに関心をもっている理由は明らかです。それを採用している最も大きな業界の1つであることは驚くべきことではありません。

 

迅速なデシジョン

それは、保険申込の処理時間から始まりました。結果が出るまでに45日間かかることが通例であったことを覚えていますでしょうか? それは10年以上前のことであり、ビジネスルール管理テクノロジーの活躍が認められるようになりました。自動化されたデシジョンによって、アンダーライティングプロセスは数日で履行されるようになったのです(ドキュメントが揃っていれば)。デシジョンの迅速化は、保険会社の収益性に明確なインパクトを与えました。新契約の申込を迅速に受け付けるほど、多くのビジネス機会を獲得できるようになったのです(保険料がリーズナブルであればの話ですが)。

 

リソースの解放

デシジョンの自動化は、リソースの負荷軽減をもたらします。手作業によるアンダーライティングのレビューを減らすことができれば、保険会社はいくつかの選択肢をもつことができます。それは、人員を減らす(私の好みではありませんが…)、キャパシティを増やしてビジネスを広げる、付加価値のある仕事を割当てる、の3つです。業務エキスパートは、よりハイリターン・ハイリスクの申込者に対する質の高い時間を費やしたり、競争力のある新しい商品を作り上げたり、様々な戦略を実験したりできるようになります。これらの全ては、企業競争力に対して明確なインパクトを与えます。

 

パフォーマンスの予測

ビジネスポリシーを適切に自動化することによって、それがどのようにパフォーマンスを上げるか容易に予測できるようになります。過去データを投入し、シミュレーションを行うことにより、実行されるデシジョン結果とそのサマリのレポートを見ることができます。さらに、デシジョンの自動化率を比較することもできます。1つのビジネスルールの不注意な変更が、アンダーライティング部門に大量の手作業によるレビューの洪水をまき散らすなどということもあり得るかもしれません。簡単なシミュレーションをすることによって、本番前にそれを検知することができます。過去に非常に価値があると証明されているもう1つの側面は、デシジョン管理が部門間をわたる点と点を結びつけるということです。すぐに思い浮かぶ1つの例は、リスク回避型の保険会社がリスクは高いけれども収益性の高い母集団に対するマーケティングを行ったことです。意思決定プロセスに可視性と適切なダッシュボードを持ち込むことにより、保険会社はエンドツーエンドのデシジョンをより理解できるようになり、うまく調整されたマーケティング実験を行うこともできるようになるでしょう。

 

(Carole Ann)

次のBlog

Carole Ann女史は、米国Sparkling Logic社の創設者であり、ブレイズ・コンサルティングのパートナーです。当ブログ記事は、ご本人の許可を得て翻訳したものです。