ビジネスルールのプロジェクトを成功させる3つの方法③

Colleen McClintock

ビジネスルールのプロジェクトを成功させる方法として、デシジョンに焦点を当てること、ビジネス・パフォーマンスを最優先することをお話ししてきました。今回は、3つ目のポイントについて触れていきましょう。

 

アジャイル・アプローチを活用する

アジャイル開発の基本原則は、デシジョン管理アプリケーションの開発にも適用することができます。全てのビジネスルールの事前の洗い出しと分析による従来のウォーターフォール型SDLC(システム開発ライフサイクル)よりも、インクリメンタルなアプローチに従うことの方がベストです。アジャイル・アプローチにおいて、デシジョンを定義するビジネスルールは短いサイクルで発見され、分析され、実装されます。それは、プロジェクトチームが、新しいルールの発見するたびに、デシジョンの範囲を時間とともに広げていくことを可能にするものです。

 

従来のアプローチにおいて、ビジネスアナリストがデシジョンの背後にあるフルセットのルールの発見と文書化をするという方法では、ルールの実装、実行、テストされるまで多くの問題は発見されません。私たちは、ルールの発見、文書化、分析というこのパスに従って数ヶ月、ケースによっては数年も費やしたいくつかのプロジェクトを知っています。新しいシステムに対する要件として、ルールが最終的にITに提示された後で、ITチームは大量の追加分析を発生させる多くの問題と未発見の課題に遭遇します。

 

ABRD(アジャイル・ビジネスルール開発)方法論はフリーであり、デシジョン管理アプリケーションに対するベンダーに依存しない方法です。

ABRDサイクル
(図をクリックして拡大)

ABRDサイクル

BRDは、ルール発見、分析、設計、編集、検討タスクを2~4週間という短いサイクルで体験する短い反復作業を推進します。BRMSやデシジョン管理プロダクトを当初から活用するため、分析と設計に関する課題の発見と解決が早期に実施され、プロジェクトチームは最後まで反復作業による継続的な進化を遂げていくことが可能になるでしょう。

(Colleen McClintock)

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Colleen McClintock女史は、米国Sparkling Logic社のプロダクト担当バイスプレジデントです。当ブログ記事は、同社の許可を得て翻訳したものです。