デシジョンを中核としたインテリジェントなプロセス③

James Taylor

一連の短いBlogにおいて、デシジョンを中核としたインテリジェントなビジネスプロセスというテーマについて、①デシジョンを中核としたインテリジェント・プロセスの必要性、②インテリジェントなプロセスとは何か?についてお話ししてきました。今回は、その最終回となります。

 

 

 

インテリジェント・プロセスにおけるデシジョンの役割

一連のBlogを締めくくるに当たって、インテリジェントなプロセスに対するキーは、デシジョンを柱として取り扱うことであるとご提案したいと思います。デシジョンは人間を必要としますが、インテリジェントなプロセスはそれを自動化する必要があります。デシジョンを完全に自動化できない場合においても、インテリジェントなプロセスは、自動化されたコンポーネントとユーザーの間において負荷共有をするでしょう。

デシジョンを明確にして管理することにより、インテリジェントなプロセスは柔軟性が向上し、デシジョン変更が容易になるため、よりダイナミックなプロセスに進化するようになります。

  • デシジョンの管理と改善は、標準的なプロセスコンポーネントを組立て、活用する新しい方法を可能にし、より環境変化への適応可能なプロセスにします。
  • ビジネスルールを活用して管理される切り離されたデシジョンは、透明性の非常に重要なコンポーネントとなります。
  • きめ細かいデシジョンは、より顧客を中心に据えたプロセスとなります。

デシジョンとプロセスを業務オペレーションの柱として取り扱うことは、真のインテリジェントなプロセスを実現します。

  1. プロセスだけでなく、デシジョンを発見してモデル化することにより、必要とされる意思決定が何かを理解する。
  2. プロセスに対する意思決定をする独立したアジャイルなデシジョンサービスを構築するために、ビジネスルールを活用する。
  3. 継続的な結果の分析、継続的な意思決定の改善に投資する。

組織は長い間、複雑性や多様性、柔軟性をハンドリングすることなく自動化されたプロセス、人間の介入を必要とする手作業のプロセスの間で、間違った選択をしてきました。デシジョンとプロセスへ焦点を当てることは、このジレンマを解決するでしょう。それは、組織が顧客に焦点を当て、新しい世代のインテリジェントなプロセスの実現を可能にするものです。

 

(James Taylor)

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James Taylor氏は、米国Decision Management Solutions社のCEOであり、ブレイズ・コンサルティングのパートナーです。当ブログ記事は、本人の許可を得て翻訳したものです。