BPMS/BRMSを用いた設計⑦

m.fukazawa

前回のBlogでは、ProcessMakerというオープンソース・ソフトウェアを活用したビジネスプロセス、入力画面や出力帳票の開発手順についてご説明しました。今回は、ビジネスルールの開発について簡単に触れてみます。

 

ここでは、Progress Corticon BRMS(以下Corticon)を使ったルール開発とその特徴を説明していきます。ルールのベースは業務用語(Corticonでは語彙という)です。たとえば、「保険始期年月」「請求年月」などの業務で使用している用語を整理して、ルール編集ソフト(Corticon Studio)に入力します。Corticonを使うと、これらの業務用語の構築を業務側主導で実施することができます。従来はIT主導で作成するプログラム開発の中でしか行えなかった作業がBRMS導入フェーズで実施できる点は、業務担当の参画を促進し、業務とITが協同してプロジェクトを推進する原動力ともなります。語彙を構築したあとは、Corticon Studioへ入力し、次の順序で作業を進めていきます。

 

ルールの入力 → ルールの検証 → ルールのテスト → 問題なければリリース

Corticon Studio
(クリックして図を拡大)

これらの操作は基本的にドラッグ&ドロップのマウス操作だけで行えますので、業務担当主導でルールテストまで実施することができます。つまり業務仕様を一番よく知っている業務担当の積極的参加で、正確でかつ迅速な業務ロジックの開発を行えるのです。業務担当にも使いやすいインタフェースをもったCorticon Studioは、プログラミング・レスの開発手法を支える基盤となります。下記はCorticon Studioのルール入力画面イメージです。

 
 
(深澤満)

深澤満氏は、当社のパートナー企業のコンサルタントです。BPMSとBRMSを活用したシステム設計に関する特別連載Blogを寄稿していただくことになりました。