「久しぶりのナレッジマネジメントで一捻り

最近のIoT(Internet of Things)に関するメディアの露出度はめざましいものがあります。

猫も杓子もIoTで、繋ぐことと分析することが大きく報道されています。かく云う私も先般 日経コンピュータのオンライン(ITPro)寄稿する前は,IoTはモノをインターネットで繋ぎ情報をとり、欧米流のナレッジマネジメントによる効率の追求か?と考えていた。、ところが、米国のバッテリー管理サービス会社の飛躍的な成長の事例を知るに連れ、効率だけではないぞ、顧客価値の増価だと思うようになり、久しぶりに新書の本棚から「知識経営の進め」-ナレッジマネジメントとその時代:野中郁二郎/紺屋登 著を引っ張り出し、読んでみた。

・効率を推進するのが狭義のナレッジマネジメントで日本語では「知識管理」と呼び

・広義のナレッジマネジメントとしては「知識経営」と定義

いう違いについて解説してありました。読み返して、漸く腹に落ちたのです。

3,000個のバッテリーの使用状況を調べ上げ、繋ぎと分析から定額の予防保守サービスを市場に先駆けて実現した米国のバッテリー会社の信念は凄い。

さらに感じ入ったのは、もう一捻りして、顧客からの情報を共有する「顧客知の共有型」で、さらなるコスト削減・効率化を求め、その縮減分を付加価値としてお客に還元する  新たなビジネスモデルへと進化させている。まさに、知識管理から知識経営への展開です。

 IoTビジネスの醍醐味は広義の「ナレッジマネジメント」にあるかな?そのために基本を今一度学習すると「一捻りの展開」が見えてくるかもしれません。